プライム・ビデオを使い倒す会『テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~』
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こんにちは。めいです。
きょうは、プライム・ビデオを使い倒す会をお送りしようと思います。
コロナ関連で散々紹介しましたが、まだまだ紹介するものがあります(^_^;)
配信作品は山ほどあるんでね( ・`ω・´)
そして山ほど見るんでね、私( ・`д・´)
目次
プライム・ビデオとは?
プライム・ビデオとは、Amazonが提供している有料会員サービス「Amazonプライム」に登録すると、対象の映画やテレビ番組が見放題になるサービスです。
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『テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~』
きょう紹介するのは、『テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~』です。
30人以上の女性を殺害し、シリアル・キラーの語源ともなった凶悪殺人犯、テッド・バンディを、彼に関わった女性の証言を基に考察したドキュメンタリーです。
感想
犯人や警察を主人公にしないシリアル・キラーのドキュメンタリー
シリアル・キラー関連のドキュメンタリーは数々ありますが、この作品は他のものとは違うなと思って夢中で見ました。
シリアル・キラーに関するドラマやドキュメンタリーでは、犯人自身がどのような環境で育ってきたかとか、何人殺して、いかに残虐だったかということに焦点が当てられがちです。また、警察がどんなふうに犯人を追い詰めたかという部分に主眼が置かれることも多いです。
そのようなものが多い中、このドキュメンタリーでは、主人公はテッド・バンディに関わった女性たちです。テッド・バンディの生い立ちなどに関する言及はほとんどなく、彼と恋愛関係にあった女性や、彼の襲撃から生還した女性が、当時を淡々と語ります。
テッド・バンディに関するドキュメンタリーでありながら、主人公は彼でもなく、警察でもない。そんな新しい視点での考察はとても新鮮でした。また、女性たちの証言は、ただ殺した人数を並べ立てたり、どうやって育ったかを追いかけるよりもよほど生々しく感じました。
この事件を女性が語る意味
このドキュメンタリーのもう一つの新しさは、テッド・バンディの起こした一連の事件を時代背景から考察している点です。
この事件が起こった1970年代は、女性が自身の権利を主張し、独立していくことを求めていた時代でした。
この事件は、残虐で許しがたい犯罪というだけではなく、「女性が権利・独立を得ようと戦う中で起きた、女性を残虐に殺害し、権利を踏みにじる事件」だったのです。
その事実を強く印象づける構成となっており、事件の残虐性だけでなく、事件が持つ歴史的な重大性を考えさせられました。
この事件を女性が語るという意味はここにあるのだなと思いました。
私は最初、テッド・バンディと恋愛関係にあった女性がテッド・バンディを語るという話題性で好奇心をあおろうとしているのかなと邪推していたので反省しました(-_-;)
そんな薄っぺらいものではなく、かなり重厚なドキュメンタリーでした。
おわりに
きょうは。プライム・ビデオの『テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~』をご紹介しました。
1エピソード40分~50分、5回完結の短めのシリーズとなっています。出てくる方の語り口はとても淡々としていて、あおるようなBGMとか効果音とかも挿入されないので、全体的に静かに展開されていくのですが、その静かさがのしかかるという面もあります(; ・`ω・´)
心に余裕があるときに見ることをおすすめします(;´∀`)
ただ、ドキュメンタリーとして素晴らしい作品なので、お好きな方はぜひ、見てみてください(●´ω`●)
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!