読書感想文の書き方①本を読みつつメモを取る
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こんにちは。めいです。
きょうからは、読書感想文の書き方を紹介していこうと思います( ・`ω・´)
昨日書いたように、決して効率よく書ける書き方ではありませんが、読書感想文を自分の力で書き上げたい、自分の思いを言葉にする力をつけたいという方に少しはお役に立てると思います。
昨日の記事で、読書感想文を書く前に知っておいてほしいことを書いてあるので、まだ読んでいないという方は、そちらから読んでみてください(●´ω`●)
may-work-autonomous.hatenablog.com
きょうは、読書感想文を書く手順と、本の読み方についてご紹介します(*゚∀゚)
私が普段、いまさら読書で感想を書くときにやっている手順となっています(*´ω`*)
それではご紹介していきます( ・`ω・´)
目次
読書感想文を書く手順
私はいつも、大体こんな手順で読書感想文を書いています。
①本を読みつつメモを取る
②メモした内容を詳細化する
③読みやすい日本語に整える
④構成を考え、組み立てる
⑤推敲する
こんな感じです( ・`ω・´)
きょうは、①の本を読みつつメモを取るをご説明しますね(*゚∀゚)
「本を読みつつメモを取る」の大切さ
感想を書く本を決めたら、メモを取りながら読んでいきます。
この作業は、しっかりやっておくと後の作業がとても楽になる大切な作業です( ・`ω・´)
なぜ楽になるのか、なぜ大切な作業なのかを理解してもらうために、まずは、読書感想文に関するよくある勘違いについて書いておこうと思います(●´ω`●)
読書感想文は長文を書く必要はない
読書感想文と言うと、「長い文章を書かないといけなくて大変」と思ってしまうと思うのですが、実は違います。
読書感想文は、複数の感想の集合体です。
本を読む中で、感想はいくつも出てきます。その感想一つ一つを適当な長さにまとめ、適当な順番でつなぎ合わせれば、原稿用紙は勝手に埋まります。
例えば、2000字以内で感想を書こうと思うなら、「2000字の長い文章を書く」のではなく、「200字でまとめた感想を10個つなげる」と捉えればいいのです。
200字≒1ツイート
「200字すら長い」と思う方がいるかもしれませんが、そんな方はTwitterを想像してみてください。
Twitterでは、1ツイートの上限が140字です。
ちょっと少ないですが、大体200字ですから、一つの感想を1ツイート程度にまとめるのと同じようなものです( ・`ω・´)
そう考えると、200字って案外短いんですよ(●´ω`●)
10ツイートしたらもう大体2000字です。(本当は14ツイートくらいですが(;´∀`))
1冊の本の感想を10ツイートにまとめると思ったら、簡単にできそうな気がしてきませんか(*´ω`*)?
感想の数が多いほど楽になる
上記のように考えるとすると、本を読んで出てきた感想の数が多いほど、一つの感想をまとめる文字数が少なくてすみそうですよね(*゚∀゚)?
ですから、本を読みつつメモを取る段階でできるだけたくさん感想が書けそうな部分を探しておくと、後々の作業が楽になるのです(*´ω`*)
本を読みつつメモを取る作業の大切さが分かってもらえたでしょうか(●´ω`●)
本を読みつつメモを取る具体的な方法
それでは、本を読みつつメモを取る段階の具体的な方法を紹介していこうと思います。
この段階では、「ここは感想が書けそうだ」と思った部分をメモしながら本を読んでいきます。
「感想が書けそうな部分」とは?
「ここは感想が書けそうだ」と思う部分ってどういう部分だろう(´・ω・`)?
という方もいらっしゃるかもしれませんね(;´∀`)
そんな方は、そもそも「感想」とは何なのかを考えてみましょう。
感想とは自分の気持ちが動いた部分を言語化したもの
見出しそのままですが、感想とは、自分の気持ちが動いた部分を言語化したものです。
例えば「主人公の◯◯な行動で✕✕と思った。理由は□□だから」みたいな感じです。
本を読んでいると、必ず気持ちが動く部分があり、それを詳細化することで上記の例のような感想になります。
感想が書けそうな部分とは、そんな気持ちの動いた部分のことです。
本を読みつつメモを取る段階では、このこの気持ちの動いた部分をできるだけたくさん見つけてメモしていきます。
気持ちの動きは3種類
気持ちの動きだけだとちょっと抽象的なので、もう少し具体的にしてみようと思います(;´∀`)
私は、気持ちの動きは大まかに3種類に分けられるかなと思っています。
①快
一つ目は快です。うれしい、幸せ、楽しいといった感じですね。他にも、「好き」「良い」「かわいい」など、いろいろあります。
②不快
二つ目は不快です。①の逆ですね。つらい、悲しい、ムカつくなどです。
③疑問
三つ目は疑問です。①や②のようにぱっと形容詞が浮かぶものではありませんが、「あれ?」と思ったり「変なの」と感じたり、気になるところというのがあるものです。これは、読んでいて違和感を感じたところと言えるかもしれません。
この三つの気持ちの動きを意識しながら、本を読んでみましょう( ・`ω・´)
メモの取り方
それでは実際に、本を読みながらメモを取っていきます。
先ほど説明した三つの気持ちの動きを意識しつつ、自分の気持ちが動いた部分をメモしながら読んでいきます。
気持ちが動いた部分に印を付け、「かわいい」「良かった」「好き」など、どんなふうに気持ちが動いたのかも簡単にメモしておきましょう。
メモは雑でOK
このメモは短い言葉で大丈夫です。
もちろん、言葉にならないけどなんか気になったという部分に印を付けておくのもOKです。
詳細化は後でまとめてやればよいので、ここではたくさん気持ちの動いた場所を見つけつつ、本を読み切ることを意識しましょう。
最後まで読まないと書けないのでね(;´∀`)
この段階では、きれいな日本語でなくて大丈夫です。
「ムカつく」とか「ぴえん」とかで全然OKです。とにかく何でもいいので、気持ちの動きをメモしていきましょう。
ちなみに、私は過去、本を読みながら「は?」とメモしたことがあります(^_^;)
細かいことは後からでいいので、まずはどんどん進んでみましょう( ・`ω・´)
先ほどの考え方で言えば、気持ちが動いた部分を10カ所も見つけられれば感想文は書けます。
難しく考えず、気になった部分をどんどんメモしていきましょう(*´ω`*)
メモは本に直接書くのがおすすめ
感想を書く本を購入しているのであれば、メモは本に直接書き込んでしまうのがおすすめです。
別でメモすると、後でメモを詳細化するときに照らし合わせるのが面倒です(;´∀`)
本は感想を書く間に何回も読むことになるので、1冊であれば買ってしまってもいいんじゃないかなと思います(*´ω`*)
楽天ブックスでは読書感想文コンクールの課題図書の特集コーナーもあるので、ぜひ見てみてください(●´ω`●)
付箋もあり
本自体は購入したけど、どうしても本を汚したくないという方は、気持ちが動いた部分に付箋を貼っておくのがおすすめです。
特に、貼った下の文字が透けてみえるフィルム付箋がおすすめです( ・`ω・´)
極細タイプだと文庫本にも貼りやすくておすすめです(*´ω`*)
付箋を使うときは、付箋にどんなふうに気持ちが動いたのか書いておいてもいいですし、付箋には番号だけ書いておいて、別紙に番号と詳細をメモしておいてもOKです(●´ω`●)
フィルム付箋は水性ペンだと記入できないので、油性ペンを使うようにしてくださいね(*゚∀゚)
借りた本には書き込みも付箋も絶対にやっては駄目
最後に1点だけお願いがあります(´・ω・`)
感想を書く本を図書館等で借りた場合は、絶対に書き込みをしないでください。
また、絶対に付箋も貼らないでください。
図書館の本はみんなの財産です。たくさんの人が楽しめるように、ルールやマナーを守って楽しく読むようにしましょう(;´Д`)
「そんなこと当たり前だよ( ・`ω・´)」と思ってくださったそこのあなた。
その気持ちを決して忘れないでください(´・ω・`)
「付箋ははがせるからいいんじゃない(・ω・)?」と思ったそこのあなた。
甘いです(; ・`ω・´)
付箋がきれいにはがれず大変なことになることがあります。
実際に悲劇が起こっていますので、ぜひ、下記記事を見てみてください。
身の毛もよだつとはこのことです(´;ω;`)
実は、私もこのニュースを見るまでこんなことが起こるなんて知りませんでした(-_-;)
みんなで気を付けて、大切な本を守っていきましょうね(; ・`ω・´)
おわりに
きょうは、読書感想文の書き方のうち、本を読みつつメモを取る段階について解説しました。
長々と説明してしまいましたが、大切なのは、気持ちが動いた部分をメモしながら本を読むことです。
自分の気持ちに正直に、楽しんで本を読んでみてくださいね(●´ω`●)
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!