読書感想文の書き方②メモした内容を詳細化する
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こんにちは。めいです。
きょうも、昨日に引き続き、読書感想文の書き方をご紹介していきます。
昨日の記事はこちらから( ・`ω・´)
may-work-autonomous.hatenablog.com
それでは、始めていきます。
目次
読書感想文を書く手順
まずは、読書感想文を書く手順のおさらいです。
①本を読みつつメモを取る
②メモした内容を詳細化する ←きょうはここ
③読みやすい日本語に整える
④構成を考え、組み立てる
⑤推敲する
こんな感じです( ・`ω・´)
きょうは、②のメモした内容を詳細化するについて解説していきます。
メモした内容を詳細化する
きょうは、感想文を書く中で一番骨の折れる作業をしていきます。
それが詳細化です(; ・`ω・´)
読書感想文の手順①で、自分の気持ちが動いた部分をたくさんメモしたと思います。
そのメモを詳細化し、感想に近づけていきます。
詳細化の手順①メモを見直して詳細化しやすそうなものを探す
まずは、書いたメモを見直していきます。
見直しながら、「このメモは詳細化しやすそう」というものを探しましょう。
「この部分については詳しく自分の気持ちが書けそうだ」という部分ですね。
詳細化は簡単にできそうな所から始めるとやりやすいので、まずはそういう部分を探します( ・`ω・´)
詳細化しやすい=感想の中心
というのも、簡単に詳細化できるということは、それだけ自分の気持ちが大きく動いていたり、強く印象に残っていたりします。
そういう部分は感想文の中心になります。
やりやすそうな部分から始めるようにしましょう。
メモを見直していくと、簡単に詳細化できるメモもあれば、「うまく言葉にならない(´・ω・`)」と感じるメモもあると思います。
そういったメモは取りあえず放置で大丈夫です(;´∀`)
文章の量が足りなかったら利用を考えましょう( ・`ω・´)
詳細化の手順②詳細化する
詳細化するメモが決まったら、早速詳細化していきます( ・`ω・´)
詳細化って言われても…と思われるかもしれませんが、割と簡単です。
メモに対してひたすら問い続けると、不思議と詳細化されていきます。
「問い続ける」の例
「問い続けるとは(´・ω・`)?」と思われると思うので、一つ例を示そうと思います。
これは、私が『坊っちゃん』の感想を書いたときのメモを詳細化したものです。
見やすいように若干書き直していますが、内容はそのままです(●´ω`●)
これは、『坊っちゃん』の感想の④を書くのに使ったメモです。
実際にまとまった感想はこちらの記事から読めます(*´ω`*)
may-work-autonomous.hatenablog.com
この詳細化をした際、最初のメモは「野だいこ、赤シャツ、もっとこらしめてほしい」でした。
ここを起点に、どんどんメモに対して問い続けて、その他の部分を書き足していきました。
この詳細化の段階でも、まだ日本語としてきれいかどうか、正しいかどうかということは気にしなくて大丈夫です(*゚∀゚)
基本は5W1H
具体的にどんなふうにメモに問い続けたかを説明しますね。
この際、5W1Hを基本として疑問をぶつけています。
5W1Hを一応書いておきますね(;´∀`)
What(何が)
Who(誰が)
Where(どこで)
When(いつ)
Why(なぜ)
How(どのように)
以上です( ・`ω・´)
これを先ほどのメモに当てはめてみると、こんな感じになります。
赤で線を引いた部分がWhy、青で線を引いた部分がWhat、紫で線を引いた部分がHowに当たります。
赤線部分は、「なぜ野だいこと赤シャツをもっとこらしめてほしいと思ったのか」という問いに対する答えです。
この問いで、私は、「悪いことをした野だいこと赤シャツが残って、坊っちゃんたちが辞めるなんて理不尽だと思ったから」もっとこらしめてほしいと思ったことが分かりました。そして「卵を投げる、殴るというやり方が暴力的で嫌だったから」野だいこと赤シャツをもっと別な方法でこらしめてほしかったということが分かります。
一つ詳細化されましたね( ・`ω・´)
さらに紫線の部分で、 「ではどのようなこらしめ方だったら納得できたのか」ということを問い、その答えが書いてあります。
私は、合法的に2人をこらしめてほしかったようです(;´∀`)
もう1段階詳細化されましたね(*゚∀゚)
ここでさらに、「悪いこととは何なのか」ということも問いかけています。これは「正義とは何なのか」という問いと裏表になっていて、私は、「自分の道徳観に合わないことを悪と感じる」その結果「罰してほしいと思う」のだと結論づけています。
こんな感じで5W1Hに基づいて問い続けていくと、どんどんメモが詳細化されていきます(●´ω`●)
5W1Hにこだわらなくてもいい
散々、5W1Hについてお伝えしてきましたが、実はここにはあんまりこだわらなくても大丈夫です(;´∀`)
普段あまり感想を書かないという方には何かしらの指針が必要だと思って5W1Hを紹介してみました(●´ω`●)
この指針に沿わなくても、思ったことがどんどん出てくることもあります。
そんなときは、ひたすら書き出してみましょう。
私はついこの間書いた『伊豆の踊子』を読んだときは、あまり考えなくてもどんどん思いが出てきました。
そのときの詳細化がこんな感じです。
どうでしょう、このカオスっぷり(^_^;)
メモしたことが詳細化され、自分で内容が分かれば、こんな感じでも全然構いません。
大事なのは詳細化されていることです。
感想を書くことにあまり慣れていない方だと、もう少し整理して詳細化しておいたほうが後々分かりやすいので、5W1Hに沿ってメモを詳細化していってみてください(●´ω`●)
おわりに
きょうは、読書感想文の書き方のうち、「メモした内容を詳細化する」について解説しました。
うまく説明できた気がしないのですが、何となく分かっていただけたでしょうか(; ・`ω・´)
メモした自分の心の動きをより詳細に、具体的にすることで文章化していくという感じです。
そして、文章化のためにはメモした内容について問い続けることが必要で、その基本となるのが5W1Hです。
メモだけだと文章にはできないので、文章にするための下準備をしている感じですね。
何となくでも伝わっていれば幸いです(;´∀`)
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!