テープ起こしを依頼するときに気を付けるといいこと①音質
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こんにちは。めいです。
きょうは、テープ起こしを依頼するときに気を付けるといいことについて書こうと思います。
いつもはテープ起こしをする立場で書いていますが、今回はちょっと視点を変えて、テープ起こしを依頼する側からの記事を書いてみます。
もしこの記事を読んだ方がテープ起こしを依頼することがあったら、参考にしていただければと思います(●´ω`●)
テープ起こしを頼む際に一番大切なのは「音質」
まず頭に入れておいてほしいのですが、テープ起こしをしている人は、特別耳がいいというわけではなく、依頼者であるあなたと同じ程度の聴力を持った人間です。
ですから、
あなたが聞いてみて聞き取れない音声は、テープ起こしをする人が聞いても聞き取れません!
かつてない文字の大きさでお伝えしておきます。
「聞き取れる音質で録音する」のは大前提です。
こちらでもノイズ除去してみたり、聞き取れた部分から推測したりと努力はしますが、そもそもの音質が悪い場合、手の施しようがありません(´・ω・`)
逆に、音質さえ良ければ何とでもなります。正確に速く起こせますので、納品も早めにできますし、納品物のクオリティーも高くなります。音質が全てと言っても過言ではないくらい大切なことなのです。
音質が悪いとせっかくの録音が無駄になってしまいますし、納品物もブランクだらけになってしまいますので、どうかご理解くださいm(_ _)m
音質に関して気を付けるといいこと①レコーダーの位置
具体的にどんなふうにすると音質が良い録音ができるのか、悪い例もお示ししつつご紹介していきます。
講演会ではライン録音等でかなり音質が良い音声が来ることが多いので、ここでは複数人でがやがやと話す、インタビューや会議の場面を想定して書いていきますね(`・ω・´)
まず気を付けていただきたいのが、「レコーダーの位置」です。
複数人の話者がいる場合、全ての話者の声を均等に拾えるよう、全員から等距離になる位置にレコーダーを置くと良いです。インタビューであれば、インタビューする人とされる人の中間に、会議机をロの字に並べているようなら、ロの字の真ん中という感じです。机に置いたり、三脚で立てたりすることもできます。
全員の声が均等な大きさでないと、話者が変わるたびに音量を調整する手間が増えるので、その分、作業が遅くなってしまいますので、ぜひご協力ください。
また、机にレコーダーを置く場合、その机にはレコーダーのみを置くようにしてください。
よく、録音者の手元にレコーダーを置いて録音されたと思われる音声が来るのですが、録音者から遠い人の音声が聞き取りにくいばかりでなく、録音者が資料をめくる音、お茶を飲む音、レコーダーが動いて机と接触する音と、とにかく雑音が入りやすくなります。録音者が動くと全てノイズとして録音される感じです。
これらを防ぐため、レコーダーだけを机に置くようにすることをおすすめします。
また、これもたまにあるのですが、録音者の胸ポケットにレコーダーを入れるのは最悪です。私がかつて起こしたこのタイプの音声では、録音者以外の人が話す間もずーーーーーーーっと録音者の鼻息が聞こえていました(-_-;)独り言も全て録音されていましたし、常に衣擦れの音も入っていました。鼻息か衣擦れか独り言かという感じで、作業後にとても疲れたのを覚えています(ヽ´ω`)
雑音が少ないと聞き取りやすく、作業も速くなりますので、ぜひ気を付けてみてくださいm(_ _)m
音質に関して気を付けるといいこと②録音を行う場所
インタビューでよくあるのですが、おしゃれなBGMが流れるおしゃれなカフェと思しき場所で録音されたと思われる音声が来ることがあります。
飲食店での録音、まじでノイズまみれです。
よく思い出してみてください。
・BGM
・食器がぶつかる音
・周囲のお客さんの声
・食べる音、飲む音
・「おまたせしましたー◯◯でーす」っていう店員さんの声
・テラス席だと車の音とか雑踏の音
まじでノイズまみれです。
何か食べたり飲んだりしながら話すとリラックスできるので、よい話や深い話が聞けるのは百も承知なのですが、まじでノイズまみれです。
大事なことなので3回も言ってしまった(´・ω・`)
もし正確なテープ起こしをお望みの場合、BGMが流れる飲食店は避けることを激しくおすすめします(-_-;)
会議室等、できるだけ雑音の少ない静かな場所で録音していただくだけでかなり精度が上がります。もしよければ検討してみてくださいm(_ _)m
おわりに
きょうは、テープ起こしを依頼するときに気を付けるとよいことのうち、音質に関して気を付けるとよいことについて書いてみました。
テープ起こしにおいては、とにかくノイズが少なく聞き取りやすいことが正義です!
皆さんそれぞれ事情があるので完全には対応できないことはもちろん分かっています。でも、もし改善できそうな部分があったら一つでもやってみていただけると大変助かります(;´Д`)
私たちの作業が楽になり、納品物のクオリティーが上がることは依頼者さまにとっても大きなメリットとなると思いますので、可能な範囲でぜひご協力をお願いいたしますm(_ _)m
明日以降もテープ起こしを依頼する際に気を付けると良いことについて書いていきますので、よければ読んでみてください。
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!