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個人事業主として1人で働くデメリットと対処法③

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こんにちは。めいです。

 

きょうも、昨日に引き続き、1人で働くデメリットと対処法について書いていきます。

1人で働くデメリット③開業の届出、社会保険経理、税金関連の手続きが面倒

会社で働いていたら知るよしもないこの辺りの手続き、自分で全てやらなければならないとなったら心が折れそうになりますよね(-_-;)

まず、個人事業主として1人で働くにあたって必要な手続きを確認してみましょう。

ちなみに、今回は個人事業主として1人で働く場合の話です。法人とは違いますのでご了承ください。また、従業員を雇う場合はもっとやることが増えます。

開業の届出

こちらの記事でも書いたのですが、

 

may-work-autonomous.hatenablog.com

 個人事業主として働き始めるには、まず、開業届を出す必要があります。そして、青色申告をしたい場合には、青色申告承認申請書も同時に出す必要があります。

社会保険

企業に勤めてると、企業が社会保険加入の手続きをし、給与から社会保険料を天引きし、納付もしてくれます。

個人事業主として働く場合は、加入手続きは自分でします。企業に勤めていて厚生年金を払っていた人が退職して個人事業を始めた場合には、国民健康保険国民年金への切り替えが必要です。配偶者や親御さんの扶養に入る場合はそのように手続きをします。そして、一昨日の記事で書いた国民年金基金などを利用する場合は、そちらも手続きが必要です。

一昨日の記事はこちらです。

 

may-work-autonomous.hatenablog.com

経理

個人事業をしている場合は、日々のお金の動きを自分できちんと記録しておく必要があります。日々の経理データが確定申告の元データとなりますので、経理をきちんとすることは、確定申告で正しい申告をするためにとても重要なことです。また、経営状況を把握する意味もあります。さらに、青色申告で65万円の控除を受けるためには複式簿記での記帳が必須になります。

税金

企業に勤めている場合、企業が年末調整で所得税を計算してくれますし、所得税や住民税は給与から天引きして納付してくれます。

個人事業の場合は、所得税は自分で計算して申告します。これが確定申告です。住民税については、確定申告をすることで申告したことになります。

また、売り上げが一定の金額を超えるようにになると消費税を納める必要が出てきますし、業種によっては、売り上げが一定額を超えれば事業税の納付も必要になります。

対処法

こうして必要な手続きを並べてみると、ごちゃごちゃしていますし、なじみがないことなのでちゃんとできるのか心配になりますよね(;´Д`)

でも大丈夫です。ただなじみがないだけで、よく考えてみると意外と簡単にできる手続きもあります。

詳しく見ていきましょう。

開業の届出、社会保険の手続きは1回やるだけだし、指示どおりにやるだけ

上記に挙げたもののうち、意外と簡単にできる部分が開業の届出と社会保険の手続きです。変更さえなければ、開業の届出は開業したとき、社会保険の手続きは社会保険を切り替えたときに1回手続きするだけなのです。変更があるときというのは、例えば、事業をやめるときや法人化して厚生年金に加入するときなどです。しかもこれ、必要な書類さえそろえて行けば、税務署や市役所でやり方を聞いて、そのとおりに書いて書類を提出すれば終わります。

ですので、開業の届出と社会保険の手続きに関しては、必要書類を持って各手続き機関に行き、手続きするだけで大丈夫です。必要なのは書類と外出する気力と教えてもらう心だけです(笑)

経理と税金については、自分で勉強してやってみる

経理と税金に関しては、お金が払えれば税理士さんに任せてしまうこともできます。それももちろん一つの方法で、煩わしいことを他の人に任せて仕事に集中できるというメリットもあります。

それでも私は、経理と税金については自分で勉強してやってみるほうがいいと思っています。

一番の理由は、自分で帳簿付けをして申告までしているほうが確実に経営状況を判断しやすくなるからです。人から説明されるよりも、自分で全てを理解しているほうが素早く決断できますし、何より後悔のない選択ができると思います。

また、経理や税金のことを理解できると、経理や税金のことが怖くなくなり、安心することができます。どんなに恐ろしいものでも、倒し方が分かっていたら怖さは減りますよね(`・ω・´)経理や税金の知識は、基本を一度身に付けてしまえば、あとは更新するだけで一生ものの知識になります。

そして何より、自分でやると節約になります。人に頼むのはお金がかかるのです(^_^;)

 

経理や税金のことって、本当に面倒くさそうだし、難しそうに感じますよね(-_-;)私も偉そうなことを言っていますが、たまたま会計事務所に勤めたからこんなふうに言えるだけで、最初は全然何にも分かりませんでした。何も知らない状態だったら開業なんてできなかったと思います。でも、それは逆に言えば、経理と税金のことさえ分かっていれば、個人事業で不安なことの大部分が解消されるということだと思うのです。そして、経理や税金のことは、勉強しようという気持ちがあれば分かるようになってきます!これは絶対です。

少し勉強してみたら得られるかもしれないチャンスを逃さないように、ぜひ挑戦してみてほしいなと思います。

おすすめ書籍

最後に、経理のことや税金のことを勉強してみたいという方におすすめの本を紹介します。私が実際に勉強に使った中で、特に簡単で分かりやすかったものをご紹介しようと思います。

経理(簿記)についてのおすすめ本>

 

 こちらは簿記3級のテキストになります。基本的なことをとてもシンプルにまとめてくれてあるので、分かりやすくておすすめです。何回か改訂しているようですが、一番新しい版はうさぎさんが目印です(`・ω・´)

 

<税金についてのおすすめ本> 

 

こちらは個人事業主のお金に関する話を総合的に解説してくれています。全編漫画なのでとっつきやすくてお薦めです。説明もとても分かりやすいですよ(●´ω`●) 

おわりに

きょうは、1人で働くデメリットのうち、各種手続きの面倒くささとその対処法についてまとめてみました。

手続きの面倒さがネックで個人事業を始めることをためらっている方の参考になれば幸いです。

繰り返しになりますが、自己責任で情報を集めてみてくださいね(^_^;)よろしくお願いします。

 

きょうはこれでおしまいです。

また来てくださいね!