聞いてもらえる話し方、教えます①
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こんにちは。めいです。
きょうは、人に聞いてもらえる話し方について書いてみようと思います。
目次
人が話しているのを200件以上聞いてきて気付いたこと
私は、テープ起こしを2年弱やってきました。先日、ふと思いついて今まで起こした案件の数を数えたら、200件を超えていました。
頑張ったなあ( ˘ω˘)
講演会やインタビュー、会議、団体交渉などなど、本当にさまざまな音声を聞いてきました。
この経験を通して、気付いたことがあります。
それは、「起こしにくい話し方」というものが存在するということです。
同じ分数の講演会でも、「起こしにくい話し方」をしている人の講演の文字起こしには、倍ぐらいの時間がかかることもあるのです(; ・`ω・´)
起こしにくい話し方=聞いてもらえない話し方
私は、起こしにくい話し方は聞いてもらえない話し方でもあると思っています。
「聞いてもらえない」というのは、「内容を理解しようとしてもらえない」という意味です。聞くという行為そのものを拒否されるということではなく、音として聞こえてはいるけど内容が相手に届いていないということです。
起こしにくい話し方をしている人の音声では、私はいつも、内容を理解することを諦めます。
なぜなら、何が言いたいのか分からないからです。
もしくは、言いたいことは分かるけど、言いたいことを理解するのに多大な労力を要するからです。
素起こしやケバ取りであれば、私の仕事は、聞こえた言葉を正しく文字に起こすことで、内容を理解することではありません。
だから、「何言ってんだこいつ(´・ω・`)?」と思いながらひたすらキーボードを打って終了です。
聞いて文字にはしたけど、本当の意味では話を聞いていないので、なんの感想も持たず、内容もほとんど覚えていません。
この状態、めちゃくちゃやばくないですか(; ・`ω・´)?
テープ起こしだったら文字にできれば終わりですが、普段の生活や仕事の場面で「何言ってんだこいつ(´・ω・`)?」と思われ、伝えたいことが伝わっていなかったら大問題です。
こんなんことありませんか。
「一生懸命話しているのに相手の反応が薄い」
「言ったことを流されることが多い」
当てはまるという方、もしかしたら聞いてもらえない話し方をしているかもしれません(-_-;)
聞いてもらえない話し方の特徴を知ろう
では、もし自分が聞いてもらえない話し方をしているとしたら、一体どうしたらいいのでしょう。
聞いてもらえない話し方をどうにかする方法は一つです。それは、聞いてもらえない話し方の特徴を知り、改善することです。
そこで、きょうからの記事では、私が音声を聞いてきて気付いた、聞いてもらえない話し方の特徴をまずはご紹介してます。
その後、その特徴に当てはまった場合に、どうやって改善していけばよいかも併せてご紹介しようと思います( ・`ω・´)
初日のきょうは聞いてもらえない話し方の特徴 基礎編をお送りします。
聞いてもらえない話し方の特徴 基礎編
人に話を聞いてもらうには、伝えたいことをどのように話すかという文章の構成が大切になってきます。
しかし、文章の構成については、きょうは説明しません。
きょうは話し方の本当に基礎の基礎の部分についてお伝えします。
なぜ肝心の文章の構成についてさっさと説明しないのかと言うと、文章の構成をああだこうだと言う以前の段階でつまづいている人がめちゃくちゃたくさんいると感じるからです(-_-;)
文章の構成方法を身に付ける前の段階をクリアしないと、どれだけ構成の仕方を知っていても、話は聞いてもらえないままです。
ですので、きょうはまず、基礎の基礎について書いていきます。
聞いてもらえない話し方の特徴①声が小さい
「ここから!?」と思う方もいるかもしれません。
でもね、いるんですよ。
「こいつ蟻としゃべってんのか?それともコバエか?」って人が。
声の音量が小さいというよりも、息の量が足りていないという感じです。
声に張りがないと言うのか、空気漏れしているような感じです。
話を聞いてもらう相手は人間であることが多いと思うので、人間が聞き取りやすい声の大きさをまずは意識しましょう。
聞いてもらえない話し方の特徴②早口
あなたの周りにもいませんか。
「お前は何と競ってるんだ」というスピードでまくしたてる人が。
どんなにきちんとした構成の話でも、人が処理しやすい速さで話さなければ伝わりにくくなってしまいます。
たまに、前の単語の語尾と次の単語の頭がくっついてしまうぐらい早口で話している人がいますが、一度ぜひ考えてみてほしいのです。
速くしゃべる意味ってありますか(´・ω・`)?
もちろん、しゃべるスピードが遅すぎるのは問題です。相手の時間を無駄にしてしまう可能性があります。
しかし、聞き取りやすいスピード以上のスピードで話す意味ってないと思うんです。
聞き取れなくて聞き返しが増えて時間を食う、意味を理解するのに時間がかかるなど、デメリットは結構あります。そして、早口の人ほど言い間違いが多い気もします。これも話の理解を阻害するのでデメリットです。
デメリットはたくさんあってもメリットはないと思うんです。
速さよりも聞き取りやすさを意識して、適切な速度でしゃべるようにしてみてください。
聞いてもらえない話し方の特徴③無意味な言葉が多い
「やっぱり」「いわゆる」「実は」「要するにor要は」「逆に」
ここに挙げた言葉は、話の中に結構出てくるのですが、ほとんどの場合無意味に使われています。
文章の中にこの単語があってもなくても意味が変わらないのに、口癖のように合間合間に挿入してしまっている人が多くいます。
正しく使えている人はほぼいません。
意外に思うかもしれませんが「例えば」「つまり」「だから」も無意味に使っている人が多いです。
また、「~というものorこと」「~というふうに」も無意味に挿入されていることが多いです。
「きょうはテープ起こしというものについて説明しようというふうに思います」
みたいな感じです。
「きょうはテープ起こしについて説明しようと思います」
で十分ですよね?
特に、「~というふうに思います」という言い方をしている人、めちゃくちゃ多いです。
無意味な言葉は本当に意味がないので、無駄です。
無駄な部分が多いと無駄に文章が長くなったり情報量が多くなったりしてしまいます。そうすると、聞く人は理解するのが大変です。
無意味な言葉を挿入する癖がついてしまっている人は、今すぐ直しましょう。
改善する方法
上記に挙げた聞いてもらえない話し方の特徴を改善するには、自分の話し方が聞いてもらえない特徴に当てはまっていないか確認し、気をつけるしかありません。
そのためには、自分の話し方を客観的に把握する必要があります。
以下に自分の話し方を客観的に把握する手順を書きますので、まずはやってみてください。そして、もし特徴に当てはまっていたら、その点を意識して話しをするようにしてみてください。
手順①自分が話しているのを録音して聞いてみる
一番簡単で効果があるのが、自分の話しているところを録音して聞いてみることです。
めちゃくちゃ恥ずかしいのですがめちゃくちゃ効果があります。
話している最中は夢中なので、早口になってしまっていたり、無意味な言葉が入ってしまっていても気付けないことが多いです。
録音して聞いてみると、「意外と声が小さかった」とか「何十回も無意味にやっぱりって言ってた」等、気付くことがたくさんあると思います。
手順②音声認識させてみる
録音したものを自分で聞いてみるだけでも結構効果があるのですが、より客観的に知りたいと思う方は、話しているのを録音したものを、音声認識にかけてみてください。
Googleドキュメントに音声入力の機能があるので、録音したものをマイクを通して認識させ、正しく入力されるか見てみましょう。
もしうまく認識されないところがあれば、もしかしたらその部分は発音が不明瞭になってしまっている部分と言えるかもしれません。
以下のページにGoogleドキュメントの音声入力の使い方が説明されていますので、参考になさってください(*´ω`*)
おわりに
きょうは、聞いてもらえない話し方の特徴基礎編とその改善方法をご紹介しました。
偉そうにいろいろと書いていますが、私自身、上手に話ができるほうではありません。自戒の意味も込めて書いております(;´∀`)
記事を読んで「なんだこんなことか」と思った方もいらっしゃったかもしれませんが、結構やっている人がいるものなのですよ(-_-;)
自分の話し方は大丈夫だろうかと不安になった方は、ぜひ、録音や音声認識を試してみてください(●´ω`●)
明日は聞いてもらえない話し方の特徴 文章構成編をお送りしますので、引き続きよろしくお願いします。
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!