テープ起こしのコツ～固有名詞を検索するコツ～

こんにちは。めいです。

きょうもテープ起こしのコツについてお伝えします。

きょうは、音声の中に出てきた固有名詞の調べ方について書いていきます。

テープ起こしの中での固有名詞の扱い方

会社によって違うと思うのですが、私がお仕事をもらっている会社では、固有名詞は、特定できれば正式な漢字で表記することになっています。正式な漢字を調べるために検索する必要もありますし、聞き取れて文字に起こせたとしても、起こした表記が正しいのかをチェックするために検索する必要もあります。ですから、どれだけ効率よく調べられるかが納品物の精度や納品スピードに影響してきます。

検索の基本

固有名詞に関しては、私は、一語での検索はほぼしません。人名は特にそうです。なぜかというと、同姓同名の方が複数出てきて、特定が難しいことがあるからです。

一語では検索せず、関連するキーワードも最初から一緒に入力して検索していくことが効率アップのポイントです。

実際にやってみました

実例を示すため、YouTubeからやりやすそうな音声を探して文字起こししてみました。使ったのは下記の音声です。

セミナー開会挨拶

念のため申し上げると、私とは全く関係のないイベントの音声です。しゃべっていらっしゃる方とも、出てくる団体とも無関係です。

この音声の冒頭部分を取りあえず起こしてみると、下記のようになりました。

タカイ　皆さん、こんにちは。きょうは大変暑い中、そして、お忙しい中、大勢のかたがたにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。それでは、今から、もっと知ってほしい子宮頸がんのことin大阪＋、始めさせていただきます。今、ご紹介いただきましたように、私、毎日放送アナウンサーのタカイミキ＋なんですけれども、私がなぜ、きょう、この会の司会をさせていただくことになったかと言いますと、毎日放送では今、ジャンプオーバーウィメンズキャンサー＋というキャンペーンを立ち上げてやっております。『ボイス＋』という番組、ご覧いただいたことある方って、ちょっと手を挙げていただいたりなんかして。すごい。たくさん。ありがとうございます。その番組の中でもいろんな特集を組んだりしていますので、多分、今、手を挙げてくださった皆さまがたはご覧いただいてるのでお分かりかと思いますけれども、せっかく毎日放送でそういうキャンペーンをしているということもありまして、きょうは、キャンサーネットジャパン＋の皆さまと一緒に、子宮頸がんのことについて、共に学び、そして、考えていきたいと思います。

下線を引き、＋マークを付けた部分が固有名詞のうち検索が必要そうな部分です。