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1人で働くときに役立つ知識を得る方法②税金

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こんにちは。めいです。

 

一昨日から、1人で働くときに役立つ知識について書いています。

 

may-work-autonomous.hatenablog.com

 

昨日からは、1人で働くときに役立つ知識を得る方法について書いています。

 

may-work-autonomous.hatenablog.com

 

 きょうは、税金の知識について書いていこうと思います。

 

目次

 

 

税金の知識を得る方法

税金の知識は自分で勉強して得るしかない

知識を得るための具体的な方法を書くと言いつつこんな答えで大変申し訳ないのですが、今のところ、税金に関する知識を得るには自分で調べて理解するしかありません

税理士や税務署は「質問に答えてくれる」場所

もちろん、税金について税理士に聞いたり、税務署で聞いたりということはできます。

でもそれって、質問ができるだけなんです(´・ω・`)

残念ながら、一から全部教えてくれるわけではありません(; ・`ω・´)

税務署に行って「何にも分からないんで一から全部教えてください」と言っても、相手も困ってしまいますよね?

何にも分からない状態では、何がしたいのか誰にも分かりません(;´Д`)

「申告書のこの部分の書き方が分からないから教えてほしい」ぐらいの具体性がないと、相手も答えられないんです。

 質問とは、自分が知っていることを組み合わせて考えても分からなかったときに教えてもらう行為なので、知識が全くない状態では質問どころではないんですよ(-_-;)

質問をするためには、まず知識がないといけないのです(; ・`ω・´)

個人事業の税金に学校は存在しない

私もこの記事を書くにあたっていろいろと調べてみたのですが、よく考えてみると、個人事業の税金について一から教えてくれる所って存在しないんですよ(; ・`ω・´)

税金は納めないといけないものであるということや、税金は公共施設なんかに使われるということは社会科でうっすら学びますが、商売をする上で税金に関して何を知らないといけないのかなんて、誰からも習えないんです(;´Д`)

多分、今、実際に商売をしている個人事業主の中にも、よく分からないまま何となく税理士の言う通りにやっているという状態の人が結構いると思います(-_-;)

個人事業の税金に学校は存在しません。

もし税理士を頼れない、頼りたくない状態なのであれば、自力で勉強して、自力で申告・納税するしかないんです(; ・`ω・´)

 

個人事業関連の税金を理解するおすすめの手順

個人事業で税理士を雇わないのならば自力でやるしかないと理解した上で、

「私はそれでも1人でやります」

「頑張って勉強します」

「何が何でも会社を辞めるんだ」

という方に向けて、私の実体験をもとにした「この順番でこの点について理解していくと分かりやすい」という税金理解の手順をご紹介しようと思います。

どんなことをどんな順番で理解するとよいかということを示しますので、それぞれについて、自分が理解しやすいような本などを探してみてください( ・`ω・´)

あくまで私の体験なので、毎度のことですが、参考程度でお願いしますね(;´Д`)

 

①払うべき税金の概要を理解する

まずは、個人事業主が払うべき税金にはどんなものがあるのか理解しましょう。

個人事業主が払うべき税金には、所得税住民税消費税個人事業税があります。

それぞれについて、「何に対してかかる税金なのか」「どうやって税額が決まるのか」「いつまでに納めるのか」など、概要を理解しましょう。

取っ掛かりになるように、ちょっとだけ説明してみようと思います( ・`ω・´)

あくまでざっくりとした説明なので、それぞれできちんと調べてみてくださいね(; ・`ω・´)

 

所得税

所得税は、ものすごく簡単に言うと、1年間の所得にかかる税金です。

重要なのは、1年間の売り上げではなく、1年間の所得に税金がかかるということです。

個人事業主であれば、まず、事業の売り上げから経費等を引いて事業所得を算出します。

そこから所得控除税額控除の金額を引くことで、その年の所得が計算されます。この所得に応じた税率をかけることで、税額が計算されます。

 1月から12月までの所得を翌年の3月15日までに計算・申告し、納税します。

この所得税の申告が一般的に確定申告と呼ばれているものです。

 

住民税

住民税は、住んでいる自治体の行政サービスを維持するための経費を分担して支払っている税金です。県民税と市民税を合わせて住民税と呼んでいます。

税額は、前年の収入から各種控除を引いた課税所得から計算されます。

所得税の確定申告をすると住民税の申告もしたことになるので、確定申告をする人は住民税の申告については気にする必要はありません。

個人事業主の場合、住民税は普通徴収になることが多いので、自治体から届いた納付書を使い、税額を年4回に分けて自分で納付することになります。

 

消費税

消費税は、ものを買ったり、サービスを受けたり、何かを「消費」した際にかかる税金です。

事業者が消費者に何かを売ったら、消費者から消費税も含めた金額を受け取ります。

このとき、事業者は、消費者が支払った消費税を預っている状態になります。 

事業者自身も仕入れなどで消費税を支払います。しかし、仕入れは消費ではなく、消費者に売るための行為なので、消費税が課税されるべきではありません。

そこで、消費者から預かっている消費税から、仕入れにかかった消費税を引いた金額を納付することになります。

つまり、納税する消費税額は、預かっている消費税から仕入れにかかった消費税を引いた金額となります。

1月から12月までに預かった消費税額から、1月から12月までに仕入れで支払った消費税額を引いて税額を計算し、翌年の3月31日までに申告、納税します。

ただし、消費税の納税義務は、課税売上が1000万円を超えた年の翌々年に発生します。

ですから、年間の売り上げが1000万円以下なら、消費税を納付する必要はないということです。

 

個人事業税

 事業者が営む事業のうち、地方税法等で定められた事業(法定事業)にかかる税金です。事業の種類によって、課税所得に対して3%から5%の税金がかかります。

事業税も、所得税の確定申告をすれば申告したことになるので、確定申告さえすれば特別な申告は必要ありません。確定申告書に「事業税に関する事項」という部分があるので、そこを記入するだけでOKです。

事業税の課税所得の計算は、所得税が課税される所得の計算と少し違うのですが、ざっくり、所得が290万円以下なら課税所得がゼロになり、事業税はかかりません。 

もし納付する場合は、税額を年2回に分けて納付します。

 

消費税・個人事業税は、最初は気にしなくていい

以上ざっくりと説明してきてお気づきの方もいるかもしれませんが、 消費税と個人事業税に関しては、結構もうけないと課税されません(・ω・)

ですので、最初のうちはあまり気にしなくても大丈夫だと思います(●´ω`●)

売り上げ1000万所得290万という数字を頭に入れておくだけで十分だと思います。

 

②税金の申告・納税方法を理解する

払うべき税金がどんなものなのか理解したら、次は、それぞれをどのように申告・納税すればいいのかを理解しましょう。

先ほども書いたとおり、消費税と個人事業税は最初のうちは気にしなくてもいいので、まずは所得税と住民税の申告・納税方法を理解することになります。

ということは、申告・納税方法については、まずは確定申告について勉強するだけで良いということです( ・`ω・´)

 

③節税方法を理解する

税金の申告・納税の方法が分かったら、最後に節税の方法を理解します。

この段階でも消費税・個人事業税は気にせず、所得税と住民税を中心に理解していきます。

といっても、どちらも所得の金額に応じて税額が変わるので、所得の金額をどうにかすることが節税につながります。

税額を減らすには、所得を少なくする必要があります。

それも、自分ができる範囲の合法的な方法で少なくすることが大事です( ・`ω・´)

所得は売り上げから経費、各種控除を引くことで計算されますから、まず考えるのは控除を活用することです。

医療費控除とか社会保険料控除とか、何ちゃら控除って聞いたことありますよね?

それです( ・`д・´)

あと、ふるさと納税も控除の一種です。

①、②と理解してきたら、今度はこの辺りについて勉強してみましょう(*゚∀゚)

  

税金の知識を得るのに役立つ本

最後に、税金の知識を得るのに役立つ本を紹介しておきます。

どちらも私が読んでみて分かりやすいなと思ったものです(*´ω`*)

 

お金のこと何も分からないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!

 

 こちら、フリーランスのお金に関することをマンガで分かりやすく解説してくれる本です。

基本的なことは全て書いてくれてあるので、この本の内容を理解できていれば基礎はばっちりだと思います( ・`ω・´)

「確定申告をしないと何がやばいのか」など、とても大事なことが分かりますよ(*´ω`*)

 

フリーランス・個人事業の青色申告スタートブック 

 

こちらは確定申告のやり方をとても丁寧に解説してくれている本です。

きょうの私の説明で行けば、②の部分を勉強できる本となります。

説明がとても分かりやすかったので、よければ手にとってみてください(*゚∀゚) 

  

おわりに

 きょうは1人で働くときに役立つ知識を得る方法のうち、税金に関する知識を得る方法をご紹介しました。

といっても、道筋を示しただけですが(;´∀`)

具体的な知識を得るための道具は人によって合う、合わないがあるので、ご自身で合うものを探してみてくださいm(_ _)m

税金って馴染みがないし、何となく難しそうで手をつけにくいですよね(;´Д`)

でも、だからこそ、ここが分かりさえすれば1歩を踏み出せるという方も多いのではないでしょうか( ・`ω・´)?

 大枠をつかむだけでもだいぶ気分が変わりますので、ぜひ、この機会にトライしてみてくださいね(*´ω`*)

 

きょうはこれでおしまいです。

また来てくださいね!