個人事業主として1人で働くデメリットと対処法①
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こんにちは。めいです。
昨日は、個人事業主として1人で働くメリットについてご紹介しました。
may-work-autonomous.hatenablog.com
きょうからは、個人事業主として1人で働くデメリットと、デメリットに対処する方法について、私なりにまとめてみようと思います。
対処法まで書いていたら割と長くなってしまったので、何回かに分けてお送りします(^_^;)
1人で働くデメリット①保障が薄い
ここで言う保障とは、社会保険に加入することによって受けられる保障のことです。その人の状況によって変わってくるのですが、基本的に、個人事業主の保障は、企業に勤めている人の保障よりも薄くなります。
個人事業主と企業に勤めている人の保障の違いをざっくりまとめると、
・老後にもらえる年金が少ない
・働いている間にもらえる給付金の種類が少ない
という感じです。
具体的な違い等については、分かりやすい説明を見つけましたので、それぞれご参照ください。
健康保険について
年金について
また、個人事業主本人は雇用保険、労災保険にも加入できない(建設業や運送業は特別加入可能)ので、事業を辞めたときや、仕事中にけがをしたときの保障がありません。
対処法
健康保険と年金はまず払う
大前提として、国民健康保険、国民年金をしっかり払っていることは絶対です!
国民健康保険に入っていれば最低限の医療の保障は得られますし、高額療養費制度も利用できます。高額療養費制度とは、高額な医療費がかかった場合に、申請すれば一定金額を超えた部分をあとで払い戻してくれるという制度です。
国民年金基金やIDeCoなどは、年金の未納があったり、年金を免除されている人は加入できません。
まずは最低限のことをクリアしないと、追加で何かすることはできないということです。
2種類の備え
上記のような保障の薄さを踏まえると、「働いている間の備え」と「老後のための備え」が必要なのではないかと私は考えています。
働いている間の備えとしてできることは、
・貯金
・余裕があれば保険に入る
だと思っています。
少額ですが貯金もしていますし、必要最低限の保険にも入っています。どちらも老後の備えにもつながることでもあると思っているので、できる範囲でやっています(`・ω・´)
老後のための備えとしては、
・そもそも老後にどんな生活をしたいか考える
・老後の理想の生活に必要な金額を算出し、足りない分を計算する
・自分のできる範囲で国民年金基金、小規模企業共済、IDeCoなどを活用する
が挙げられるかと思います。
闇雲に節約したり貯金したりしても、老後に十分な生活を送れるだけの資産が得られるかは分かりません。逆に、必要以上に貯蓄に回してしまって、今の生活が苦しくなってしまう可能性もあります。まずは自分がどのような老後を過ごしたいのかを考え、それにはどれだけお金が必要なのか計算してみると、今どれだけお金を貯めたり、投資したりしておかなければならないのかが分かってくると思います。
理想の生活に足りない分を計算する際には、現状で自分がもらえる年金額がいくらなのかをまず知る必要があります。それについては「ねんきんネット」で知ることができます。登録が少々手間ですが、簡単に計算してくれるので使ってみるとよいと思います。
理想の生活に必要な金額から現状で自分がもらえる年金額を引くと、足りない分が分かります。国民年金基金、小規模企業共済、IDeCoなどは、足りない分を補うための手段です。それぞれに特徴がありますので、各ホームページ等を確認し、自分に合ったものを選ぶとよいのではないかと思います。
違いを簡単にまとめてくれているページを紹介しますので、ご参照ください。
私自身はまだまだ収入が少ないので、今はIDeCoだけ加入しています。今後もう少し収入が増えたら国民年金基金にも加入して、IDeCoの月額も増やしたいと目論んでいます(笑)お金を預ける先は分散したいと思っているので、それぞれの特徴を考慮しつつ、できるだけ複数の手法を利用していこうと思っています。
個人事業主として働くにあたって、「保障が薄い」と聞くととても不安になってしまいますよね。しかし、あくまで「薄い」だけであって、この薄さは対処すれば補うことが可能だと私は思っています。漠然と保障の薄さにおびえるのではなく、「薄さ」を具体的にすると対処法が見えてくるのではないかなと思っています。
おわりに
きょうは、1人で働くデメリットのうち、保障が薄いという点について書きました。
「これをやっておけば絶対大丈夫」というような画期的な対処法は、残念ながらなさそうです(-_-;)この先、社会保障の制度も変わっていくかもしれません。今できそうな基本的なことを、今の自分ができる範囲できちんとやっておくしかないな、と思っています。
明日も、1人で働くデメリットについて書いていきます。よければ引き続きご覧ください。
最後に、今回の記事に書いた情報は現時点でのものなので、今後変更がある可能性もあります。また、かなりざっくりとまとめているので、自己責任で正しい情報を確認するようにお願いしますm(_ _)m
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!