e-taxでスマホをICカードリーダーとして使う方法
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こんにちは。めいです。
きょうは久々にe-tax関連の記事を書こうと思います。
というのも、先日、以前書いたe-taxで開業届等を出す方法を解説した記事を見直していたら、とんでもないことが起こっていたからです(-_-;)
ご覧ください。
なんと、ICカードリーダーの値段が爆上がりしていたのです(;´Д`)
何これ(; ・`ω・´)!?
私の買った値段の3倍ぐらいするよ(; ・`ω・´)??
恐らく、新型コロナの特別定額給付金の電子申請の影響で品薄になったことが原因ではないかと思います。
転売ヤーか…人の弱みにつけ込むやつは滅びろ……ヽ(`Д´)ノ
完全に定価ではなくなっています(´・ω・`)これじゃ気軽に買えないですよね(-_-;)
このような状況を受け、きょうは、e-taxでスマホをICカードリーダーとして使う方法をご紹介しようと思います。
こちらの方法、残念ながら、スマホの対応機種はAndroidのみ、PCの対応OSはWindowsのみとなります(´・ω・`)
iPhoneユーザーの方には大変心苦しいのですが、ICカードリーダーが手に入らずに困っている方で、対象機種をお持ちの方のお役には立てるのではないかと思ったので、一応まとめておこうと思います。
※注意※
きょうご紹介する方法は、「マイナンバーカードとスマホのみでe-taxから申告等をする方法」ではありません。
スマホをICカードリーダー代わりにして、PCでe-taxから申請等をする方法となりますので、ご注意ください。
また、新型コロナの特別定額給付金の電子申請については総務省のサイトで詳しく説明されていますので、そちらをご参照ください。リンクを貼っておきますね(●´ω`●)
こちらも対応機種であれば、カードリーダーがなくても申請可能で、iPhoneにも対応機種があります。
それでは本題です( ・`ω・´)
目次
①利用環境の確認
まずは、自分のスマートフォンやパソコンが対象機種かどうか確認してみてください。
対象機種でない場合、残念ながらスマホをカードリーダーとして使うことはできません(´・ω・`)
(1)スマホの確認
下記のページの「対応機種についてはこちら」から、お手持ちのスマートフォンが対応機種かどうか確認してください。
ここで見られる対応機種一覧表、なぜかiPhoneが入っているのですが、iPhoneはカードリーダー代わりには使えませんのでご了承ください。紛らわしい(; ・`ω・´)
(2)パソコンの確認
パソコンについては、OSとBluetoothに対応しているかどうかをご確認ください。
OSはWindows8、8.1、10が対応しています。
②機器の設定
利用環境が確認できたら、早速、機器を設定していきます( ・`ω・´)
(1)アプリのダウンロード
まず、スマホ、PCそれぞれに、マイナンバーカードを読み取るためのアプリをダウンロードします。
スマホアプリはこちら↓
PCアプリはこちらのページの「Windowsをご利用の方」から↓
利用者クライアントソフトのダウンロード | 公的個人認証サービス ポータルサイト
(2)スマホとPCを接続
アプリがダウンロードできたら、スマホとPCをBluetooth接続してください。
(3)アプリを起動して設定
スマホとPCが接続できたら、アプリを起動して動作を確認します。
まず、PCの利用者クライアントソフトを起動し、「ICカードリーダライタ設定」で「Bluetooth対応」を選び、接続したスマートフォンを選択します。
次に、スマホの利用者ソフトを起動し、「PC接続」→「PC接続の開始」をタップします。
これで設定完了です。「ICカードをかざしてください」という画面が表示されているはずです。
ICカードのかざし方は機種によって違う
機種によってICカードをかざす位置に違いがあるようです。
各機種のかざし方は下記のページで説明されていますので、うまく読み取れない場合はご参照ください。
③利用開始手続き
機器の設定が完了したら、利用開始手続きを行います。
利用開始手続きとは、今回の場合、「スマホをICカードリーダーにして、マイナンバーカードを使ってe-taxで申告などをしますよ」という届け出をすることです。
利用者識別番号を持っているかどうかで途中から手順が変わってきますので、注意して進めてみてください。
ここでは、②機器の設定で使ったアプリとは別のアプリを使い、スマホで手続きを行います。
先ほどのアプリはいったん置いておいてください(^_^;)
共通の手順
まずは利用者識別番号の有無に関わらず共通の手続きをご説明します。
1. Google Play Storeから「e-taxアプリ」をダウンロードし、起動する。
2. 「ご利用になる機能を選択してください」と表示されるので、「e-taxソフト(SP版)」を選択する。
3. e-taxソフト(SP版)の画面が表示されるので、「マイナンバーカードの読み取りへ」をタップする
4. スマホにマイナンバーカードをかざして読み取り、利用者証明用パスワード(4桁)を入力してOKをタップする。
共通の手続きは以上です。
利用者識別番号を持っている人は(1)利用者識別番号を持っている場合の手順へ
利用者識別番号を持っていない人は(2)利用者識別番号を持っていない場合の手順へ進んでください(`・ω・´)
(1)利用者識別番号を持っている場合の手順
※ここからは利用者識別番号を持っている人の手順です。
5. 「利用者識別番号・暗証番号をお持ちの方はこちら」をタップし、利用者識別番号と暗証番号を入力して、「マイナンバーカード情報の確認へ」をタップします。
6. 「マイナンバーカード情報の確認」画面が表示されるので、「マイナンバーカードの読み取り」をタップし、マイナンバーカードを読み取ります。
7. 券面事項入力補助用パスワード(4桁)を入力し、OKをタップします。
8. マイナンバーカードに記載されている情報が表示されますので、内容を確認し、よければ「次へ」をタップします。
9. 納税用確認番号と納税用カナ氏名・名称を入力し、「登録」をタップし、「OK」をタップします。
10. e-taxソフト(SP版)のトップページが表示されます。
これで手続きは完了です(●´ω`●)
(2)利用者識別番号を持っていない場合の手順
※ここからは利用者識別番号を持っていない人の手順です。
5. 「初めてe-taxをご利用される方はこちら」をタップし、「マイナンバーカード情報の確認へ」をタップします。
6. 「マイナンバーカード情報の確認」画面が表示されるので、「マイナンバーカードの読み取り」をタップし、マイナンバーカードを読み取ります。
7. 券面事項入力補助用パスワード(4桁)を入力し、OKをタップします。
8. マイナンバーカードに記載されている情報が表示されますので、内容を確認し、よければ「次へ」をタップします。
9. 「利用者情報の入力」画面が表示されますので、必要事項を入力して「確認」をタップします。
10. 提出先税務署を確認し、よければ「OK」をタップします。
11. 「既に利用者識別番号を取得されている方へ」という画面が表示されますので、内容を確認して、よければ「OK」をタップします。
12. 「入力内容の確認」画面が表示されますので、内容を確認して、よければ「送信」をタップします。
13. 「利用者識別番号の通知希望確認」の画面が表示されますので、「通知を希望する」をチェックして「OK」をタップします。入力した内容が送信されます。
14. 「送信結果」の画面が表示さrせますので、利用者識別番号をメモし、「次へ」をタップします。
15. e-taxソフト(SP版)のトップページが表示されます。
これで手続きは完了です(●´ω`●)
利用開始手続きまで無事完了したら、スマホをICカードリーダーとして利用することができるようになります(*゚∀゚)
マイナンバーカードを読み込んでe-taxから申請等を行う際は、スマホとPCをBluetooth接続した後、②の(3)の手順で利用者アプリを起動してカードを読み込んでみてください(*´ω`*)
もし、スマホをICカードリーダー代わりにして開業届等を提出したいという方は、利用開始手続きまで終わった後、過去のこちらの記事の手順から進めていってくださいね( ・`ω・´)
may-work-autonomous.hatenablog.com
おわりに
きょうは、e-taxでスマホをICカードリーダーとして使う方法について紹介しました。
対応機種でない方は、下記の記事で郵送による開業届等の提出方法を解説していますので、よければ見てみてください。
may-work-autonomous.hatenablog.com
もちろん、直接税務署に行って提出することもできますので、どうしてもという方は管轄の税務署まで行ってみてください(●´ω`●)
緊急事態宣言が解除された地域もありますが、まだまだ警戒は続けたほうがよいかと思いますので、対策の上おでかけくださいね(; ・`ω・´)
きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!